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NEWS: Academic Surgical Congressで優秀賞を獲得しました

2020/02/15 お知らせ

当研究室では、各臨床領域の専門家と連携し、臨床疫学研究によって医療現場の課題解決に取り組んでいます。

今回、研究協力員の桂守弘(専門分野:外科、救急)と福間が、15th Academic Surgical Congress (February 4-6, 2020 in Orlando, FL)で口演発表を行いました。

The use of warm fresh whole blood transfusion in the austere setting: A civilian trauma experience

最近、大量出血を伴う重症外傷患者の診療においては、救命のためには成分輸血製剤(RBC, FFP, Plt)を早期からバランスよく使用するmassive transfusion protocolという概念が浸透してきています。それはまさに20年ほど前までは行われていた全血輸血製剤に相当します。我々は、現在外傷領域でHot topicである全血輸血療法に着眼し、成分輸血製剤の貯蓄量が十分でない離島地域のreal worldで行われてきた新鮮全血輸血療法(いわゆる生血輸血療法)の診療実態とその安全性・有効性について報告しました。医療資源の限られた離島僻地領域で慣習的に行われてきた医療を世界に示すことで、医療資源の限られた状況で患者アウトカムを最適化するための国際的な議論に貢献したいと考えています。

Academic Surgical Congressは米国の外科系2学会(Association for Academic Surgery (AAS)とSociety of University Surgeons (SUS))が15年前から合同で開催している学会です。本研究は日本外科学会Japan Surgical Society(JSS)からの推薦を得て発表となりました。

大変光栄なことに、この度top scored JSS abstract and the SUS-JSS Abstract WinnerというAwardをいただきました。推薦いただきましたJSS国際委員会ならびに貴重な発表の機会をいただきましたSUSへ感謝申し上げます。

桂 守弘

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