日本のナショナルデータベースを分析し慢性腎臓病(CKD)診療の質評価を行った結果を、欧州腎臓学会(コペンハーゲン)で発表しました。高齢CKD患者において、推奨されるCKD診療の実施にはばらつきがあり、診療の質が高いほど、末期腎不全の発生率が低いことが明らかになりました。
本研究は、戦略研究 「高齢者医療の適正化推進に向けたエビデンス診療ギャップの解明ー既存データベースを利用した、京都大学オンサイトセンターにおけるレセプト情報データベース(NDB)の活用方策の検討」の主要テーマの一つとして実施されました。
発表内容はリンク先をご覧ください。https://enp-era-edta.org/presentation/27350
本研究の展開として、ミシガン大学 、国立台湾大学と共同研究で診療の質の国際比較を行っています。
写真は左からミシガン大学 Rajiv Saran教授、京都大学 福間真悟、国立台湾大学 Wu Hon-Yen講師です。
Shingo Fukuma made a presentation of quality assessment project of CKD care at ERA/EDTA in Copenhagen. We are now working on the next international project with Prof. Rajiv Saran (University of Michigan) and Prof. Wu Hon-Yen (National Taiwan University).