第6回日本臨床疫学会年次学術大会にてドラッグロスに関するシンポジウムで当研究室の福間が講演を行います。
- 「ドラッグロスの問題に臨床疫学研究は貢献できるか?」
- 海外で使用可能な薬剤が日本で使用できないドラッグロスの問題が大きく指摘されている。海外と比較して日本で治験を行うことが難しくなってきたために、エビデンスの国際間ギャップが生じていることが大きな理由である。臨床疫学研究では、リアルワールドに蓄積されるデータを活用し、医療や健康の問題を観察し分析し、エビデンスを創出する。臨床疫学研究の分析デザインを工夫すれば、質の高い有効性・安全性調査を市販後調査として実施することも可能である。本セッションでは、ドラッグロスの問題を解決するために、臨床疫学研究は何が貢献できるのかについて考察する。
https://www.clinicalepi.org/jsce2023/program/index.html
産官学連携委員会企画シンポジウム
ドラッグロスを解決するために必要なこと医薬品の価値とは??
2023年6月11日 15時15分~16時45分
座長:宮田俊男先生
演者:藤原康弘先生(独立行政法人医薬品医療機器総合機構 理事長)、山本晴子先生(国立循環器病研究センター)、福間真悟(京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻)、谷藤 道久先生(日本製薬工業協会 産業政策委員長)
指定発言:安川孝志先生(厚生労働省保険局医療課 薬剤管理官)