ニュース

Learning Health Systemのモデル構築に関する講演@デザインセミナー(2019/4/19)

2019/04/23 お知らせ

福間が、京都大学工学部 椹木教授が主催するデザインセミナーにて、「Learning Health Systemのモデル構築」に関する講演を行いました。

超高齢化社会を世界に先駆けて迎える我が国では、潜在労働力の活用、労働年齢延伸を可能にし、労働力不足対策と消費層拡充を実現することで我が国の経済的な発展が期待できる、労働の 新たな仕組み作りが必要になります。

 

そのためには、身体機能・認知機能の衰えにあらがうだけではなく、高齢者ならではのProductive Aging Society(Bulter, 1975; 1985)のデザインが求められます。すなわち、 労働力不足を補うための自動化機械による省力化や効率化による解決策だけではなく、高齢者の潜在労働能力を引き出し、働くことによってさらなる健康を手に入れ、経験によって培われた 能力を活用でき、見守りセンシングとデータ集積から高齢者が安心して働けるための職場を再設計することが求められます。

 

本セミナーでは、人にとって「やさしすぎる」社会ではなく、人の側の主体的なコミットメントを安全・安心に引き出すことで、「人間力の持続性」を保証していける社会の実現を 目指し、医学・工学(機械工学・制御工学)、データ科学・心理学、社会学の学際的知見を総合し、Productive Aging Society(生産的な老いの社会)の実現に向けた課題解決を図ります。

デザインセミナーHPより

http://designinnovation.jp/program/designseminars/ds05.html

 

TOP