研究お知らせ

慢性腎臓病受療勧奨介入の効果検証

慢性腎臓病は、進行して腎不全にいたると生涯の透析治療が必要になるだけでなく、慢性腎臓病の存在自体により脳卒中や心筋梗塞の危険性が増加します。そのために、早期治療による重症化予防が大切であると考えられています。一方で、多くの慢性腎臓病の方が医療機関に受診していない問題も指摘されています。

 本研究は、慢性腎臓病の受診を推奨する通知をお送りし、受療行動の改善や腎機能保持に対する効果を検証します。京都大学医の倫理委員会の承認を得たのち、研究責任者の管轄のもとに行われます。分析結果は専門の学会や学術雑誌に発表を通して医学の発展に貢献します。研究結果発表の際には、対象者のプライバシーは十分に尊重され、個人に関する情報(氏名など)が外部に公表されることは一切ありません。

もし,本研究にご自身の医療情報を使用されることに同意されない方は,下記連絡先にご連絡くだされば、分析の対象から除かせて頂きます。同意されない場合でも、不利益を被ることは一切ありません。

ご不明な点がございましたら、下記連絡先にお問い合わせください。

 

<概要>

慢性腎臓病受療勧奨介入の効果検証

期間                     倫理審査承認日~2021年3月31日

対象となる方       全国土木建築国民健康保険組合の保険者で慢性腎臓病の基準を満たす方

目的                     受診勧奨の通知が受診状況や腎機能保持に与える効果を分析

方法                     受診勧奨の通知を行った後に、医療レセプト、健診データで追跡します

個人情報              医療情報は匿名化され、個人情報から切り離されます。

 

研究組織、責任、問い合わせ先

  受診勧奨の通知介入に対する問い合わせ先

全国土木建築国民健康保険組合 保健事業部管理課

電話番号:03-6674-1671

研究に関する問い合わせ先

京都大学医学研究科 人間健康科学     福間真悟

京都大学医学研究科 総務企画課 研究推進掛

電話番号:075-753-9301  E-mail:kikaku06*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp

                                   *を@に変更してください

 

 

共同研究機関の名称及び研究責任者

 京都大学医学研究科 人間健康科学 福間真悟

 全国土木建築国民健康保険組合 保健事業部 倉田直美

 横浜市立大学 データサイエンス学部 田栗正隆

 慶応義塾大学 経営管理研究科 後藤励

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