腎臓病が悪化する危険を予測して備える ~慢性腎臓病重症化予防プロジェクト~
腎臓病(じんぞうびょう)の多くは無症状で気づかないうちに悪化します。そのため、現在の腎臓の状態と、将来、腎臓が悪くなる原因(リスク因子)を把握して、これ以上悪化させないための早いうちからの予防を行っていくことが重要です。一方、健診で腎臓病を指摘された方の多くが、医療機関を受診していないという問題も明らかになりました。そこで、現...
NEWS: 日本透析医学会シンポジウムにて講演します「透析患者におけるリハビリの効果を正しく知る」
当研究室の福間が日本透析医学会シンポジウム(日本腎臓リハビリテーション学会との合同企画)にて、「透析患者におけるリハビリの効果を正しく知る」というタイトルで講演させて頂きます。
最近、広く浸透している透析患者における運動療法ですが、運動療法のエビデンスはどれくらい確からしいのか、今後、必要とされるのは、どのような検討か、につ...
特定保健指導の効果の改善に向けて
特定保健指導の効果が限定的であるという研究結果[1]をJAMA Internal Medicine誌に発表した後、各方面からご意見を頂いています。国民の健康アウトカム改善という共通のゴールを有していながら、立場によって研究結果への反応が様々である事を感じています。
私達、研究チームとしては、ここで得られた結果を基に、しっかり...
「特定保健指導」が健康アウトカムに与える影響: 回帰不連続デザインによる効果検証 @JAMAInternalMed
日本の特定健診における「特定保健指導」が肥満および心血管リスクに与える影響を検証した研究結果が、JAMA Internal Medicine (米国医師会が発行する学術誌)に掲載されました。津川友介先生(UCLA 助教授)、飯塚敏晃先生(東京大学大学院経済学研究科 教授)との共同研究です。
全国規模国保組合(全国土木建築国民...
NEWS: 学際・国際・人際融合事業「知の越境」SPIRITS 報告書が公開されました
京都大学では、研究大学強化促進事業の一環として、国際化の推進、未踏領域・未科学への挑戦、イノベーションの創出を加速させるため、学際・国際・人際融合事業「知の越境」融合チーム研究プログラム(SPIRITS : Supporting Program for Interaction-based Initiative Team Stu...