RESEARCH: 低リスク患者における治療中低血圧と心血管イベント ―全国コホート研究―
国内最大の医療保険者である全国健康保険協会に所属する就労世代1000万人以上のデータを利用し、降圧剤治療中で心血管病(心筋梗塞、脳卒中、心不全、末梢動脈疾患)の低リスク患者において、治療中低血圧が心血管病の新規発生に与える影響を分析しました。
一般的な血圧の治療目標値は130/80mmHg未満とされていますが、血圧を下げすぎ...
NEWS: Academia Sinica・National Taiwan Universityとのシンポジウム@Taiwan
京都大学メディカルイノベーションプログラム(MIP)に所属する博士課程の森雄一郎さんが、MIPプログラムの一環として台湾にてAcademia SinicaおよびNational Taiwan Universityとのシンポジウムにてスピーチを行いました。当研究室のコンセプトであるラーニングヘルスシステムに基づき、保健医療データ...
NEWS: 第28回日本薬剤疫学会学術総会で「ラーニングヘルスシステムの実装」について講演を行います
第28回日本薬剤疫学会学術総会で「ラーニングヘルスシステムの実装」について当研究室の福間が講演を行います。
https://28jspe.ywstat.jp/
日時:2023年11月17日(金)
場所:京都大学百周年時計台記念館
概要:
予防・医療・介護など、健康を支える仕組み(ヘルスシステム)は、健康課題の多様化、...
NEWS: 日本臨床疫学会でドラッグロスに関するシンポジウムで講演します
第6回日本臨床疫学会年次学術大会にてドラッグロスに関するシンポジウムで当研究室の福間が講演を行います。
「ドラッグロスの問題に臨床疫学研究は貢献できるか?」
海外で使用可能な薬剤が日本で使用できないドラッグロスの問題が大きく指摘されている。海外と比較して日本で治験を行うことが難しくなってきたために、エビデンスの...
RESEARCH: 食事と腎臓病進展の因果関係を評価する研究がファイザーヘルスリサーチ助成に採択されました
比良野特定助教が研究代表の研究テーマがファイザーヘルスリサーチ助成に採択されました。
私たちは、遺伝子情報を利用するメンデルランダム化を用いて食事が慢性腎臓病(CKD)に及ぼす因果関係を評価する国際的な研究に取り組むこととなりました。このアプローチは、単に特定の食品と健康の関連に焦点を当てた従来の疫学研究から一歩進み、栄養素...